検査前の注意点
リスクスクリーニングとは、リスクが高い集団に属するかを評価する検査です。
当検査は、リスクが高い集団に属するかを評価する検査であり、確定診断のための検査ではありません。
検査の精度は100%ではありません。
一般的な検査同様に、偽陽性(検査では陽性判定だが実際は病気ではない)、偽陰性(検査では陰性判定だが実際は病気である)が出る場合があります。
個人の検査結果に関する“結果の解釈”や、“検査後のさらに詳しい検査の必要性”については医師にご相談ください。
当検査は、以下の年齢の日本人を対象として開発された検査です。これらの方以外の結果は評価対象外です。
検査項目 | 対象年齢 | |
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現在「がん」である可能性 | ||
男性 (5種) |
●胃がん●肺がん●大腸がん ●膵臓がん |
25歳〜90歳 |
●前立腺がん | 40歳〜90歳 | |
女性 (6種) |
●胃がん●肺がん●大腸がん ●膵臓がん●乳がん |
25歳〜90歳 |
●子宮がん・卵巣がん | 20歳〜80歳 | |
10年以内に「脳卒中・心筋梗塞」を発症するリスク | 30歳〜74歳 | |
4年以内に「糖尿病」を発症するリスク | 20歳〜80歳 | |
現在「認知機能が低下」している可能性 | 50歳〜100歳 | |
たんぱく質のもとになる「アミノ酸レベル」 | 20歳〜80歳 |
※当検査は、現在がんであるかを判断する検査ではありません。
※子宮がん・卵巣がんは、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんのいずれかのがんである可能性について評価することができますが、それぞれのがんの可能性について区別することはできません。
※脳卒中・心筋梗塞の発症リスクは、脳卒中・心筋梗塞のいずれかを発症するリスクを評価します。
※脳卒中の方、心筋梗塞の方、糖尿病の方、認知症の方、軽度認知障害の方(いずれも医療機関で診断を受けた方、あるいは治療中の方を含む)の場合、その疾病・所見に関する結果は評価対象外です。
※AILS(認知機能低下)については49歳以下の方は選択できません。
以下の方は受診できません。
●妊娠されている方●授乳中の方
●がん患者の方(治療中を含む)
●先天性代謝異常の方●透析患者の方
以下の病気・所見は、結果に影響を与える可能性があります。
AICS®の場合
AICS(肺)
慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、非結核性抗酸菌症、肺結核、肺気腫、無気肺
AICS(前立腺)
前立腺肥大、糖尿病
AICS(子宮・卵巣)
子宮筋腫、子宮内膜症、良性卵巣腫瘍
複数のAICS®
脳梗塞
AILS(エーアイエルエス)®の場合
AILS(脳心疾患リスク)・AILS(糖尿病リスク)
食後高血糖、高血圧、脂質異常症、メタボリックシンドローム、内臓脂肪型肥満、脂肪肝、肝機能異常、高尿酸血症
AILS(認知機能低下)
食後高血糖、高血圧、高LDLコレステロール血症、
高non-HDLコレステロール血症、内臓脂肪型肥満
当検査は保険適用の検査ではありません。
検査前日の注意事項
血液中のアミノ酸濃度バランスに影響を与える可能性がありますので、以下の注意事項をお守りください。
食事
検査前8時間以内に水以外(食事、サプリメント等)は摂らないでください。また、検査前日の夕食はたんぱく質(肉、魚など)を過剰に摂りすぎないでください。
運動
検査当日の朝の運動はお控えください。
薬
お薬の影響に関しては分かっておりません。検査当日のお薬の服用方法については、事前に主治医または健診施設にご相談の上、指示に従ってください。
受診のタイミング
午前中に受診(採血)してください。